これ天地開闢の理

 あっち〜、残暑がきついなー。

麦茶でもつくるかー。

なんだ、こりゃ。去年のパックか。大丈夫かな。

「カチッ ボッ シュンシュンシュン ピィーーーー」

「あちちちちちちちぃ」

「うわうわ なんだお前は。いきなりやかんの口から…」

「うるせーっお前こそなんだ!火になんかかけやがって。」

「麦茶沸かしてたんじゃないか。」

「ふざけんな!俺の身にもなってみろ。」

「誰だお前?」

「麦茶の精だよ。」

「そんなもんあるか!」

「あるんだよ!麦茶は一年たつと出世して精霊になるんだよ。」

「げげげつ、知らなかった。」

「気をつけろ!」

「でも麦茶の精だったら火にかけられたくらいで文句言うな。」

「袋をよく見ろ、俺は『水出し用』だ!」

「あっ、本当だ。」

「まったく、皮が剥けちまったぜ…ブツブツ…」

「…あれ?今のがオチじゃなかったの?」

「なに言ってんだ?」

「せっかく出て来たんだからなんか願い事叶えてくれ。」

「図々しい奴だな。軽いのにしろよ。」

「んー…じゃあ日記のネタくれ。」

 

その瞬間、徳光は女を欲すれど得ることなく、池田はノイローゼとなり、乃美はプーとなり、黒澤は職に就いた。

 

植村語録

「本当に良い映画っていうのは眠くなるもんなんです。」 

(早坂好恵出演「豚の報い」を見てる最中、うとうとしたらしい。)

同感だ。乾杯!

 

8月26日

新宿、KIRARAも良いエロ本屋さんだ

立ち読み用の本を置いてくれている。

ちなみにうちの近所の「すばる書店」は座り読み用の椅子まである。

(でも漫画にはビニール)

 

タブレットが欲しい!

タブレットが欲しい!タブレットが欲しい!

タブレットさえあれば簡単にぱらぱらアニメが作れるのに!

と、思っていたら、ありました!安いのが。

おもちゃ屋「ハローマック」の安売りセールで980円。

その名もタカラの「スーパーせんせい」

でもなぜかパソコンとむすんでもディスプレイに画像が表示されません。

これは僕のフォトショップが壊れてるんでしょうか。

それともタブレットがおかしいんでしょうか?

 

植村語録

「ぼくはロビーナちゃん役の女優さんには興味ないんです!

ぼくはロビーナちゃんが好きなんです!」 

(買ったPCingに載っていたロビーナちゃんがコスプレしていなかったことに対するコメント。)

凍りついたコンビニ

松戸市※※のコンビニエンスストア「サンエブリー」朝7:00に店を開け、夜11:00に店を閉める。

品揃えのショボさには定評があり、弁当は見た目がまずく、冷蔵庫の飲み物は冷えが甘い。お菓子は売れ行きにかかわらず商品の入れ替わりは見られず、空棚が点在する。コピーは早いが荒く、アイスボックスのアイスクリームは一度溶けたと思われるカチカチの凍り方をしているため木のスプーンは歯が立たない。ただし駐車場は広く、また立ち読みのしやすさにも定評がある。

店員は知る限り一度として変わったことがなく、老夫婦と、女と男の二人づつ。彼らのひとりが店番をし、時としてやる気の無い店員ぶりを見せる。客を店においたまま外でタバコをふかすこともある。明らかに家族経営と思われるが、そのうちの一人が集中して働かされているため長谷川(妻)は彼を婿養子だと考えている。

その雰囲気を立ち読み場として長谷川、徳光に愛される「サンエブリー」であったが世間の風はこの場末のコンビニにまで押し寄せて来るかに見えた。

「サンエブリー」と「ヤマザキ デイリー」が合体したのだ。

そして出来た会社は「Daily YAMAZAKI」

ちょっと待て、僕らが愛する「サンエブリー」はどこに行ったんだ。

せめて「ヤマザキ エブリー」にするくらいが筋ってもんだろ。これじゃあまるで実質的には吸収されたみたいじゃないか。立ち上がれ、「サンエブリー」。

…彼らは立ち上がったのだろうか。

合体から数ヶ月、駅前の「サンエブリー」が早々に「Daily YAMAZAKI」と改名したのに対して

この「サンエブリー」は依然として「サンエブリー」だ。

店の外も中も時間が止まったかのように変わらず、婿養子は依然として酷使されている。

数十年前、クリフォード・シマックがここに立ち寄り「中継ステーション」を書いたという話は別の機会にしよう。

 

 

話田家

モーニングマグナム増刊に連載していた

小田扉の「話田家」

がどうも連載が終わるということでがっかり。

単行本を楽しみにしていたのに。

ちっくしょう、なぜあの面白さが評価されん!

コミティアによく「みりめとる」というサークルで

参加しているのでみなさん読みましょう。

いや…べつに口きいた事もないんで宣伝するのも変なのだが…。

 

オヤジとは

長谷川「先週の『スタ・トレ』は面白かったよ。ええっと、ほら何だっけ…エンタープライズの中にイメクラがあるじゃん。」

「…ホロデッキのことですか?」

長谷川「そう!そこからモリアーティ教授が出てこようとする話だったんだよ。」

がぁさん

大都社から出たがぁさん『だいらんど』(840円)を買う。

実に立派な漫画だ。好みがあるので誰にもは勧めないが、これをクリエイティブな作品と言わずしてなんと言おう。がぁさん恐るべし。

この本を出した大都社もエライ。漫画界のために売れてくれ。

 

ケイロン

パゾリーニの「王女メディア」でイアソンが、育ての親ケンタウロスのケイロンがじつは二人いたということを大人になって初めて気がつくというシーンがあった。

不思議な話ではあるが、その実誰にでも経験のあることなのだ。

次に挙げる人々は私がなぜか長い長い間、一人の人間だと思いこんでいた二人である。

大山のぶ代と小林カツ代

岸田今日子と金井かつ子(会うときにはいつでも他人のふたーり)

橋田須賀子と石井ふく子

モト冬木と清水アキラ

バラクーダとビージーフォー

森田健作と桜木健一

浜崎あゆみと浜崎あゆみじゃない方(「モンスター・ファーム2」の女だよ、名前がでない)

徳光の場合

エブリ・リトル・シングとマイ・リトル・ラバー(あぁ…あるある)

宗猛と宗繁(?)

長谷川ワイフの場合

吉野沙香と深田恭子

アンソニー・ホプキンスとジャック・ニコルソン殺すぞ、まちがえねぇよ!)

マガジンZ

(「ターンAガンダム」放送枠CMに徳光康之先生登場)

「きっとCMの制作費を安く揚げようと考えてのことだろう」

徳光は思った。しかしまぁ金も出ることだし…しゃべるだけだし・・・

自然にカメラの前で振舞える様にビールを飲みながらということになった。

助かった。これでいつもの自分の他人を楽しませる「ストロベリー・トーク」ができる。

カメラの前で好き勝手に話していると編集が話題をマガジンZの作品へと振った。

「いいですよね。」「ええ、尊敬してます。」

あんまり読んでない…とは言えなかった。

あの漫画つまんねぇ!・・・とももちろん言わなかった。

 

しばらくたって編集部で出来たビデオを見た。

へんな顔の男がへんな声でしゃべっていた。

こいつはタレント気取りだと思った。

テレビだからと考えてやったオーバーアクションが鼻持ちならなかった。

七つのバージョンがあって、後になるにしたがって酔って赤くなっていた。

「ああ〜なあんでここを使うかなぁ〜」編集部の床をばたばたとのたうつ。

「徳光さん!徳光さん!どうしました?」

 

佐々木勝彦(漫画家)から電話があった。

「編集部でビデオみたよぉ〜」

「その話をするんなら電話を切る!」

マガジンZの作家たちの反応が目に浮かぶ。

「だれだ、こいつ!…あぁ『おたく教師』描いてる奴か!」

いけない、あのビデオが世に出たら俺は破滅する

 

ついに明日からあのCMが流れる。

「とりあえず手近なところから予防線を張ろう」

徳光はミスターKを飲みに誘った。

徳「タンエーガンどうおもう?」

K「うーん、富野もうだめっすねー」

徳「そうだよなー。俺もう見ねぇわ…君もやめたら?」

限界だった。これ以上しつっこく言うとミスターKに気づかれる。

ミスターKの心の奥でアラームが鳴った。

チャド出兵で敵の罠に落ちる前に同じ感じがした。

徳光は笑いながら別の話題に移っていた。

翌日十六時五十五分、ミスターKはフジテレビにチャンネルを合わせた。

 

番組が終わって五分がすぎた。

予測した電話はまだ鳴らなかった。

誰も見なかったんだろうか。

誰も見なかったんだろう。

誰も見なかったにちがいない。

祈るような時間がすぎた後、玄関のチャイムが鳴った。

「徳光さぁぁん、見ましたよぉー」

満面の笑みで大連が入ってきた。

9・29通り魔

下関駅構内にレンタカーで突っ込んで誰かまわずなぎ倒し、包丁を振りまわして切りつけた馬鹿がでた。動機を聞かれて、「いやー、同じようなGIFアニメを見たもんで、つい…」って言ってくれないだろうか。

現代病のように言われているが、未開の部族にも無差別通り魔は現れる。インドネシアの「アモック」と言う現象は斧を振りかざしてダレカレかまわず殺しまわる。みんなに取り押さえられるか、叩き殺されるまで続ける。多くの場合借金が返せないかどうかの理由で面子を失った男が突如変身を遂げる。村落レベルのジャワ島民は物腰柔らかで恥ずかしがり屋で物静かだ。面子を失うというのは耐えがたい状態だとされる。

パプアニューギニアのグルンバ族には「野ブタ」がある。ある暑いけだるい日の昼下がり村の中を一人の男が突然逆上して走り出す。彼は目につくものを片っ端から寄越せと要求する。人々は逆らわずに壷でもナイフでも石の切れ端でも何でも渡す。野ブタのごとく変身した、彼は大きな袋が一杯になるとそれを担いで森の中に姿を消す。2、3日すると手ぶらで帰ってくる。燃やしたか埋めたか壊したかしたのだ。この振る舞いはグルンバ族の文化の許容範囲に入っている。男は身体中の緊張を森の中に搾り出してきたと理解され普段の生活に戻ってゆく。何日かたつと別の男が「野ブタ」になる。犯罪者、暴走族などの何割かはグルンバ族の中でなら平常な社会人として生きて行けるはず。

「アモック」も「野ブタ」も個人というより社会全体の内的緊張を浄化する行為ではないか。こうした行為の延長線上に全ての演劇、小説、映画は存在…おや、CMで面子を失った徳光くんじゃないか。どうしたんだ、トンカチなんか持って?

10月1日「マトリックス」を見る

我々は騙されていた。

ローレンス・フィッシュバーンがあんなになで肩だったとは。

スピード解散

徳光「ショックだなー」

長谷川「べつにファンじゃなかったろ。」

   「人気あるのにもったいないじゃん。誰が同棲してんの?」

    「んーと…島袋かな」

   「どれ?…ブス?つり目?細目?アゴ?

    「…たぶんつり目?」

公害問題

 松戸〜北松戸〜馬橋にかけて常磐線沿いに大きくて汚いドブ川が流れている。大きさからいって立派な名前があるとは思うが、「ドブ川」以外の呼び方は思いつかない。汚いこと山の如し。渡哲也と言えどもあの川で乱闘シーンを撮ると言われれば「御免こうむる」と帰ることは火を見るより明らかだ。

そんなドブの両側には巨大な施設が並んでいる。化粧品、清酒、パンの工場群、競輪場、そして最近にわかに巨大な団地群が建ち並び始めた。

 さて、ここに公害問題が起こっている。異臭である。

ドブ川ではない。このばっちいドブがこのあたりでは全く臭わないのだ。なぜか?問題はヤマザキ・パン工場から排泄される、強烈なクリームパンの匂いである。クリームパン臭はこの一帯を覆い尽くし、鼻の穴を熱いカスタードクリームで塗りつぶさんとばかりに襲いかかって来る。

 運の悪いことにこのルートは長谷川家と、中古ゲームソフト販売店「オカジマ」を結ぶライン上に存在するのだ。ゲーム馬鹿で飽きっぽい長谷川にとって、このラインは頻繁に利用されるシルクロードであり、少ないお小遣いの生命線である。

この貿易路に「暴力としか言いようの無い(長谷川ワイフ談)」異臭攻撃である。攻撃は6号線を軽くまたぎ、風向きによっては、直線距離で3、4キロ離れた我が家へたどり着く寸前まで続けられる。

この美味そうな匂いはクリームパンへの狂ったような渇望を誘発し結果、平時なら欲しくもなかったクリームパンを途中のコンビニで購入せざるを得なくなる。これをセクハラと言わずしてなんと言おう。ヤマザキパンは直ちに私と付近住民にダイエット器具とクリームパン代を補償するべきであろう。

(シャレじゃなくスゴイぞ)

 

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