思い出の映画(人)
今は昔、アボリアッツという崖の上のスキー場で「ホラーとファンタジーの映画祭」をやっていた。
ブームの中、粗製濫造もあったが、良いのもあった。
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サイコ2ヒッチコックの「サイコ」から23年ぶりの続編。ふたたびベイツモーテルが姿を見せた時の異様な感覚。ヒッチコックばりのカメラワーク、ゴールドスミスの美しい音楽。 正気と狂気の間をさまようノーマン・ベイツ、前作の生き残りライラ、美しい娘、精神科医が迷宮のドラマを展開する。 とにかく面白かった。監督のリチャード・フランクリンは「パトリック」でアボリアッツのグランプリ受賞。ブライアン・デ・パルマなんかより、絶対にこっちが2代目ヒッチだと興奮した。 ヒロイン役のメグ・ティリーは、映画館でナニをアマ握りするくらい色っぽかったが、その後「アグネス」で見て、ジョージ・スティーブンス監督の息子と結婚したと聞いた。 |
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リンク「サイコ2」と同じリチャード・フランクリン監督。サーカスから買い取った、実験用のチンパンジーが人間を襲うという話。 ふたん大人しくて人間に従っている猿が、ふと何を考えているのか判らない・・・という恐怖。無表情な動物が、主人の学者が自分を始末しようとしているのをじっと聞いているところは「2001年・宇宙の旅」のHAL9000を思わせる。 これまた大変面白く、ヒロインのエリザベス・シューは色っぽい。女の趣味が最悪なデ・パルマより絶対こっちがヒッチだ、と思った。 |
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フライトナイト「サイコ2」の脚本家、トム・ホランドの監督デビュー作。 隣に引っ越してきた男が、実は吸血鬼だと知った高校生が、テレビ番組で吸血鬼バンターを演じた(実は腰抜け)役者に助けを求める。 コミカルな内容ながら、その実、正統派吸血鬼ムービーの傑作。 「夜のストレンジャー」を口笛で鳴らす吸血鬼役のクリス・サランドンのカッコイイこと。腰抜けハンター役のロディー・マクドゥエルの芸達者ぶり。SFXも当時としては見所満載であった。 |
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チャイルドプレイトム・ホランド監督の2作目。こちらはシリーズ化のおかげでメジャーになった。 男の子がクリスマスに買ってもらった「話す人形」・・・実は殺人犯の魂が入っており、勝手に動いて人を殺しまわる。 この監督は主人公の周りの人間が、真相に気づく瞬間が巧い。「吸血鬼がいる」「人形が動く」 最初は主人公の訴えを馬鹿にするが、鏡で、電池で、本当だとわかる。 前作に比べて脚本が少し荒い気がしたが、キャラの強烈さは十分フォローしている。 |
リチャード・フランクリンとトム・ホランド。
どちらも大期待だったが・・・
フランクリンはテレビシリーズ「美女と野獣(リンダ・ハミルトン主演)、「ロストワールド」などを撮るが往年の冴えはない。
ホランドはスティーブン・キングの「ランゴリアーズ」や「痩せゆく男」を取っているがオリジナルの頃の勢いは感じない。
ホットな頃というのは、そう長くは続かないのか。できればまた二人で組んで欲しい。